私は「定刻通りに運航されるかどうか」ということだけに気を取られ、那覇空港LCCターミナルについての下調べは一切していませんでした。到着してびっくり。自分たちのミスですがしょっぱなからイライラの連続で、楽しみにしていた沖縄旅行が苦いスタートとなってしまいました。知っておけば防げたことでした。これから那覇空港LCCターミナルを初めて利用する方にとって少しでも参考になるよう、注意点等まとめたいと思います。
那覇空港LCCターミナル到着~手荷物受け取り時の注意点
2017年9月、沖縄旅行でLCCを使うのは初めて。危惧していた飛行機の遅延等は無く、定刻通りの到着でした。手荷物を預けていたため、少しでも早く受け取ってレンタカー送迎バス乗り場まで向かうという流れをひたすらイメトレしていました。
・・にも関わらず、思わぬところでLCCの罠にハマってしまったのです。(自分たちが悪いのですが)
以下の表に予定していた時間と実際にかかった時間をまとめました。
手荷物受取所をスルーしないように!
手荷物を預ける方は要注意です。私のようなせっかちさんは手荷物受取所をスルーしてしまわないようにしましょう。一旦到着ロビーまで出てしまうと再入場が出来ません。私はそれで荷物を受け取れるまで20分ほど待つことになりました。手荷物受取所をスルーなんてありえないだろ!と思われるかもしれませんが、それが、ありえるのです。(笑)
分かりづらい手荷物受取所に注意!
私たちは機内前方の座席だったため、着陸後比較的すぐに降りられました。そこからLCCターミナル内へは徒歩移動。『手荷物受取所までは少し歩くだろう・・』という勝手な思い込みがあったため、いつものように早歩きで向かいます。
「よし!このペースで行けば予定より早くレンタカー会社につけそうだ♪」と心躍ったのも束の間。
100メートルほど狭い通路を進むと突き当りに少し開けた場所があり、「手荷物受取所はこちら~」のような、手書きの案内ボードが立っていました。でも、非常に分かりづらい。ターンテーブルは無いし、案内板も手書きでごちゃごちゃしていてどこに進んだらいいのか分からない。
「手荷物受取所ってどこやねん!」と、せっかちな私はとりあえず人の流れに乗ってただただ進む。警備員さんが「手荷物がなんちゃら~」と言っていますが、声が小さくて聞き取れない。
右手に見える扉を出た先には待合室のような場所があり、「手荷物受取所はこの先にあるんだろう」と、また勝手な思い込み。成田空港のような広いターミナルを想像していたのでその思い込みが今回の失敗を招いてしまいました。そう、この扉が到着ロビーへのゲートだったのです。。
ゲートを出てすぐに気付き、そこに立っていた警備員さんに手荷物を取り損ねたことを伝えました。すると・・
一旦ロビーへ出るともうドツボにはまる
「一旦ゲートを出ると再入場は出来ません」の一点張り。え・・あなた今私たちが出て行くところ見ていましたよね。出て2歩目ぐらいで気付いたのですが、それでもダメなのね・・。そういう決まりなのは仕方がありませんが、あまりにも機械的というか融通の利かない対応が残念に思いました。
「確認しますので少々お待ちください」と言われ、5分、10分・・待ち続けても何の対応も無し。私たちに続いて、同じく手荷物を取り損ねた方が数組いらっしゃいました。皆さん私たち同様イライラしています。
20分程経って、全ての乗客がゲートを出たぐらいにようやく「手荷物預かりのチケットありますか?」と別の係員が聞きに来ました。チケットを渡し、中に入れるのかと思いきや・・そこは徹底して再入場禁止を貫いているようです。係員の方が番号を確認して荷物を持ってきてくださいました。
ターンテーブルはありません!
自分たちのミスとはいえども、あそこの手荷物受取所は本当に分かりづらいです。いや、普通は分かるのかもしれませんが、私はせっかちなので気付きませんでした。(笑)
そして後から知りましたが、那覇空港LCCターミナルの手荷物受取所はターンテーブルが無いようです。作業員が一つずつ手荷物を運び、並べていくだけ。あんなに狭い場所とは思わなかったなぁ。受取所に気付かず、ゲートを出てしまう方は多いようです。その分係員さんも仕事が増えるわけですから、どうにかもう少し分かりやすいように改善してくださるといいのですが。
ということで。私のように何も考えずに人の流れに乗って進むと手荷物を取り損ねてしまう可能性があるのでお気を付けください。(笑)
YouTubeなんかで手荷物受取所の動画があるのでそれを見てみると分かりやすいですよ。
国内線ターミナルへ向かうシャトルバスに要注意!
さて、やっとのことで手荷物を受け取れた私たちですが、次に待ち受けていたイライラポイントが国内線ターミナルへ向かうシャトルバス。到着後にこのLCCターミナルから出るにはまず無料シャトルバスにて国内線ターミナルへ向かう必要があります。
近いんだから歩いて行けばいいやん!と思ったのですが、このターミナルは制限区域内にあたるため指定された人しか出入りすることが出来ないそうです。そのため、シャトルバスを待って乗るしかないのです。
これらの指定レンタカー会社であればLCCターミナル内から直接レンタカー会社への送迎バスが出ています。わざわざ国内線ターミナルを経由する必要が無いため、こちらの指定レンタカー会社を利用すればかなりの時間短縮になるようです。安さ重視でない方はこちらのレンタカーを利用することをおすすめします。
10分間隔で運行
さて。ゲートを出てからどこへ向かえば良いのか分からず、とりあえず行列の最後尾に並びます。どうやらこのシャトルバスで国内線ターミナルへ向かうようだ。だが、長蛇の列。待っても待ってもこないバス。ようやく来たと思っても私たちの前で定員オーバー。次のバスを待ちます・・。
これも後から知りましたが、なんと10分間隔で運行されているそうです。10分って、体感時間としてはかなり長いです。私たちは更に2本見送ったので20分は待ったことになります。これは本当に想定外でした。機内座席が後方の場合、最悪30分は待つこともあるとか・・。
②前方座席を指定する
③到着後はトイレ等行かず真っ先にシャトルバス乗り場へ向かう
これらのポイントを押さえておけば、待ち時間も少なく済むのではないかと思います。・・保障は出来ませんが。(笑)
レンタカー会社の送迎バスに要注意!
ようやく国内線ターミナルへ到着し、レンタカー会社の送迎バス乗り場に着いたのは13時過ぎ。飛行機が到着してからここまで来るのに45分もかかってしまいました。
さて。想定内ではありましたが、レンタカー会社の送迎バスがなかなか来ない・・。他の大手会社では数分間隔で次々に送迎バスが巡回していたので、若干イライラしてしまいました。(笑)
実際は10分~15分ぐらい待ったかと思いますが、暑い中立ちっぱなしは気持ち的にも余裕が無くなります。おまけに、送迎バスが到着しても他の予約者を待っていたようでなかなか出発しない・・。せっかちな私には少々辛かったです。(笑)
最終的に出発出来たのは?
私たちが選んだレンタカー会社は、空港から約10分程。受付も10分程でスムーズに終わり、最終的にレンタカーを借りて出発出来たのは飛行機が到着してから1時間半後のことでした。事前に調べていればここまで大幅な遅れはなかったかと思います。一番の反省点は、手荷物を預けたこと。預けなくてよかったなーと唯一後悔しています。
おわりに
9月初旬だったのでこのぐらいで済みましたが、夏休みなどのピーク時はとんでもないことになりそうですね・・。
それにしても、那覇LCCターミナルが出来てからもう5年も経つというのにあの雑な作りには驚きました。(笑)5年経ってもあの状態なら、今後改善されることはあるのでしょうか?それでもやっぱり安さは魅力なので、またいつか利用することはあると思います。
何にせよ、自分たちで事前に情報を得てトラブルを回避することが大切ですね。
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